公式声明:マルセロ選手の現役引退について

公式声明:マルセロ選手の現役引退について
公式声明

マルセロ選手がプロサッカー選手としての現役引退を発表したのを受け、レアル・マドリードC. F.は同選手に対し感謝と愛情を表明します。マルセロ選手はレアル・マドリードの歴史の一部であり、我らのクラブ、そして世界サッカー界の偉大なる伝説の1人です。
当時18歳だった2006年にレアル・マドリードへ加入、122年の我々の歴史の中で最も成功を収めた時代の一つで欠かせない選手の1人になりました。我々のユニホームとエンブレムを着けてプレーした16シーズンで546試合に出場し25タイトルを獲得、内訳はチャンピオンズリーグ5回、クラブW杯4回、UEFAスーパーカップ3回、リーガ6回、国王杯2回、スペインスーパーカップ5回となっています。
個人賞では、マルセロ選手はレアル・マドリードの選手としてFIFA FIFPROワールドイレブンに6回選出されています。
レアル・マドリードでの獲得タイトルのほか、マルセロ選手はブラジル代表で2013年コンフェデレーション杯で優勝、2012年ロンドン五輪で銀メダル、2008年北京五輪で銅メダルを獲得しています。
フルミネンセではリベルタドーレス杯、南米レコパ杯をそれぞれ1回制覇しました。
マルセロ選手はレアル・マドリードの外国人選手として3番目の出場試合数を記録しています。デシマ(クラブ通算10回目のチャンピオンズリーグ優勝)を達成したリスボンでの決勝で得点を挙げた選手の1人であり、パリでのデシモクアルタ(通算14回目のチャンピオンズリーグ優勝)で優勝トロフィーを掲げたキャプテンです。すべてのマドリディスタの心の中にそのスペクタクルなサッカーとレアル・マドリードの価値観を代表しユニホームのために全力を尽くす選手として永遠に留まり続けます。フロレンティーノ・ペレス会長は「マルセロはレアル・マドリードと世界サッカー界の偉大なる左サイドバックの1人であり、我々は長い間彼のプレーを楽しむ幸運に恵まれました。彼は我々の偉大なる伝説の1人であり、レアル・マドリードは今、そしてこの先もずっと彼の家であり続けます」と話しています。
レアル・マドリードは新たな人生の時代へ向けた彼とご家族に対し幸運をお祈りしています。