エムバペ、レアル・マドリードの新入団選手に

キリアン・エムバペ（フランス・パリ出身：1998年12月20日生まれ）がレアル・マドリードの新入団選手となった。25歳にしてパリ・サンジェルマンで自己最多得点のシーズン（44ゴール）を記録し、フランスリーグで６季連続の得点王（27ゴール）に輝いた世界的スターが欧州王者にやって来た。

我がチームは2018年に世界王者となり、2021年のネーションズリーグで決勝点を決めて優勝を成し遂げた、フランス代表でキャプテンを務めるスペクタクルなストライカーを補強する。2022年のカタールワールドカップでエムバペは、決勝でハットトリックを記録し、通算8得点でゴールデンブーツ賞を受賞し、ワールドカップ決勝の歴代最多得点選手となった（4ゴール）。

通算256ゴールでパリ・サンジェルマン史上の最多得点選手となっているエムバペは今季、フランスリーグ、フランスカップ、フランス・スーパーカップに優勝した。所属した７年間で、フランスリーグ6回、フランスカップ4回、フランス・スーパーカップ5回、フランス・リーグカップ2回の計17タイトルを獲得した。

評価
個人レベルではエムバペは、FIFA FIFProワールドイレブンに4回（2018年、2019年、2022年、2023年）、UEFAチャンピオンズリーグのベストイレブンに4回（2016/17シーズン、2019/20シーズン、2020/21シーズン、2021/22シーズン）選出されている。さらに2017年には21歳以下の最優秀選手に贈られるゴールデンボーイ賞を受賞し、UNFP（全国プロサッカー選手連盟）から5回（2019年、2021年、2022年、2023年、2024年）、フランスリーグの最優秀選手に選ばれている。

キャリアの始まり
エムバペはPSGに加入する前、モナコで活躍した。2013年にモナコの下部組織に入団すると、16歳でトップチームデビューを果たし、17歳で初得点を挙げ、2016/17シーズンに通算7回のうちの最初のフランスリーグ優勝を果たした。そしてバイエル・レバークーゼン相手に17歳でチャンピオンズリーグデビューを達成すると、2017年2月21日のマンチェスター・シティ戦で初ゴールを記録し、この大会で6ゴールを挙げた。エムバペはまた、代表チームで早くに目を見張る活躍を見せ、フル代表デビュー前の2016年に行われたU-19欧州選手権では、フランス優勝の立役者の一人となった。

キャリア
-モナコ (2013-2017)
-PSG（2017年-2024年）
-レアル・マドリード（2024-）

タイトル
-ワールドカップ1回（フランス代表）
-ネーションズリーグ1回（フランス代表）
-フランスリーグ7回
-フランスカップ4回
-フランス・スーパーカップ5回
-フランス・リーグカップ2回
-U-19欧州選手権1回（U-19フランス代表）