アンチェロッティ:「1年を良い形でスタートしたい。この試合は挑戦だ」
「監督が代わり、常に我々を苦しめてきたチームとの試合は厳しいものになるだろう」とレアル・マドリードの指揮官は語った

カルロ・アンチェロッティ監督がシウダー・レアル・マドリードで記者会見に出席し「皆さん、新年あけましておめでとう」と挨拶した後、メスタージャで行われるレアル・マドリードの2025年初戦(スペイン時間:金曜21時、日本時間:土曜5時)を次のように分析した。「我々は大きな希望を持って新たな挑戦をスタートする。監督が代わり、常に我々を苦しめてきたチームとの試合は厳しいものになるだろう。1年を良い形でスタートしたい。この試合は重要であり挑戦だ。チーム状態はいいし、皆がモチベーションを高めていい状態で戻ってきた」
「ピッチで遭遇するものを考えているし、バレンシアは監督が交代した相手だ。監督が代わると選手たちのモチベーションは上がる。また、個人的なレベルではバラハがバレンシアで素晴らしい仕事をしていたことは考慮しなければいけないが、それはサッカーで起こること。新監督が新しいアイディアを携えてやって来たので、その点でタフな試合になると思うし、そうなるはずだ。どんな雰囲気になるかは分からないが試合に集中する必要がある。それだけだ」
バレンシア戦の戦術をどのように準備したか?
「自分たちがやってきたことを話そう。我々はバレンシアの特徴を考慮しつつ、彼がウェスト・ブロムウィッチの監督を務めていた時に使っていた戦術を見た。バレンシアはバラハの戦いぶりから新監督の考えに非常に近いチームだ。我々はその両方を評価した」
新年最初の試合でのネガティブな前例
「思い出させてくれてありがとう。うまくいかなかった2試合について忘れていた。チームはモチベーションと集中力が高いと見ているが、明日はその2試合がうまくいかなかったことを選手たちに伝えるつもりだ。それが我々にとってさらなるモチベーションになると思う」
2025年に向けたチームの挑戦
「2024年と比べて新しいことは何もない。試合に勝たなければいけないし、11月にネガティブな状況を過ごした後、チームはとてもいい反応を示した。今はコンディションが良く、モチベーションも高いし、選手たちも回復している。アラバはもう我々と一緒に練習を行なっている。雰囲気はいい。試合に勝つことでしかその状態を維持することはできない」
ビニシウスJr.
「彼は元気だよ。いい状態で戻ってきたし、休暇をうまく利用していた。フレッシュな状態でモチベーションが高く、最近獲得した賞でとても興奮している。彼はいつもと同じように、明日も違いを生み出せるという熱意を持って試合の準備をしてきた」
選手たちの休養
「そのことは考えている。我々は今、より完成度の高いチームになっているし、特にアラバが復帰すれば、DF陣のローテーションをもっと増やせると思う。そこは我々が最も苦しんできたポジションだ。来週から練習で試合に参加し、1月20日頃には戦列復帰できると思う。そのことは我々にとって助けになるだろう」
冬の移籍市場での補強
「そのうち分かる。1月は試合がたくさんあるので、我々はそれに集中している。移籍市場について話すのは今のところ簡単ではないし、ここでその話をする時ではない。私は今のチームに満足している。困難があったが、我々はそれを乗り越えてきた」
バルセロナのここ数試合の成績不振
「誰も予想していなかった。リーガの競争力のレベルがこの大会で優勝するのに必要な勝ち点を少し下げている。アトレティコも戦いに加わり、より不確定要素が増している。リーガ優勝に必要な勝ち点は90以下になると思う」
「バルセロナもアトレティコもリーガ優勝争いのライバルだ。11月に我々に起こったように、どのチームもスランプに陥る可能性があるし、その反動で競争力を取り戻すことができる。リーガ優勝を争う可能性は3チームとも同じだ」
ダニ・オルモの件
「その問題の詳細については分からない。私が唯一言えるのは、すべてのクラブ、組織、ルールを尊重しなければならないということだ。詳細が分からないので答えられない」
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