アンチェロッティ:「全員が犠牲を払い、そのうえでチームのレベルの高さは疑うことができないもの。これが進んで行く道」

「第2戦へ向け同じレベルの高さと犠牲と共に今日のような試合を計画しなければならない」と指揮官

アンチェロッティ:「全員が犠牲を払い、そのうえでチームのレベルの高さは疑うことができないもの。これが進んで行く道」
ニュースAlberto Navarro写真:Antonio Villalba y Pedro Castillo (Mánchester)

カルロ・アンチェロッティ監督がエティハド・スタジアムの記者会見場に姿を見せ、チャンピオンズリーグ準々決勝へ繋がるマンチェスター・シティとのプレーオフ第1戦を振り返った。「ここで勝ち抜けを決めることはできなかった。我々は少しのリードを手にした。良い試合になり、我々は結果に満足している。我々はたくさんのチャンスを掴み、相手は攻撃レベルで我々に問題をもたらした。この試合が我々に次につながる力と自信を与えるが、第2戦へ良い準備をしなければならない」。
「攻撃面ではチームは完璧な試合になり、我々はしっかりとした犠牲を払えば物事は可能だということを証明した。全員が犠牲を払い、そのうえでチームのレベルの高さは疑うことができないもの。これが進んで行く道」。
チームの努力への賞賛
「随分前に私が言ったことだが、これが進むべき道。本当のシーズンが始まり、難しい点があるとはいえ我々はとても良い試合をし、非常に良い結果を出した。後方の4選手は一度も一緒にやったことがなく、一緒に練習をしたこともない。彼らはスペクタクルな試合をした。とても批判されているチュアメニはスペクタクルで、アセンシオはその成熟さから見る者を驚かせ続け、バルベルデメンディはとても良い状態だった。我々は緊急事態からポジティブなものを引き出すことができた。
「このスタジアムでは守備レベルでしっかり働かなくてはならない。なぜならそうしなければ(相手が)たくさんの得点をするから。私がスペイン人記者に言うのは守備はチームの取り組みの姿勢の一つだということ。今日我々はしっかり守るチームだった。チームは守備的に非常に良い形で練習をした。今日は第1戦で我々はより多くのプレーコントロールをし、前線でより危険な存在だったから昨年の対戦とは違う試合になった」。
これは危険な結果?
「第2戦に状況をひっくり返さなければならないということはないから結果は危険なものではあるが、第2戦へ向け同じレベルの高さと犠牲と共に今日のような試合を計画しなければならない」。
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「第2戦へ向け我々はリュディガーアラバを必要としていて、彼らはいてくれるだろうと思う。今日の試合はかなり驚きを伴うもので、この時期にチームがこのような犠牲を払うことができるとは思っていなかった」。
ビニシウスJr.とエティハド・スタジアムにあった横断幕
「彼は横断幕を見て、彼にとって大きなモチベーションの一つになった。彼は前線の3選手が同じく今日はとても危険な存在になった。サイドから何度も危険なシーンを作り出した」。
試合プラン
「エデルソンがボールを持っている時に前線がプレッシャーを掛け、ボールが無い時にはFWが中央で程々にコンパクトなブロックを作り中盤はプレッシャーを掛けないというものだった。ボールを持っている時にはプレーに厚みを付け、持っているレベルの高さを生かし、ボールを維持し、ロングボールでストレスを抱えないということ。最終的に良い結果を出した」。
カマビンガ
「良いプレーをしたが、もっと良くなることができ、この先それをする。ボールがある時にピッチでポジショニングについての良いアイディアを持ち、時により良い判断をしなければならない。彼とセバージョスは輝いていて、素晴らしい仕事をした」。