アンチェロッティ:「この試合はベストの状態に戻る絶好の機会だ」

「我々は非常に厳しい相手に対して自信を持っている」とレアル・マドリードの指揮官は話した

アンチェロッティ:「この試合はベストの状態に戻る絶好の機会だ」
ニュースEduardo Olivera

カルロ・アンチェロッティ監督がアンフィールドでの記者会見に出席し、チャンピオンズリーグ・リーグフェーズ第5節リバプール対レアル・マドリード(スペイン時間:水曜21時、日本時間:木曜5時)を次のように分析した。「レアル・マドリード対リバプールはいつも通りとても面白い試合になるだろう。この大会で歴史的な2つのクラブだ。それぞれのチームに特徴があり、どちらが勝つための個性やキャラクターを持っているか見ものとなる。リバプールは常に競争力高く危険なチームだ。クロップの時もそうだったし、今の新監督でもそうだ」

ビニシウスは試合終了間際に負傷した。すぐに回復しなければいけないし、彼に代わる選手のことを考える必要がある」

スタメンについてのアドバイス
「多くのアドバイスを耳にするが、私は1,300試合を指揮し、1,300のスタメンを作り、4,000の選手を変えてきたことを忘れないでほしい。その点で誰も私にアドバイスなどできない」

現在の状況
「チーム同様に私は元気だ。ここ2試合とてもうまくいっているし、プレーのレベルが上がっている。我々はより堅固になり、手応えを感じている。非常に厳しい相手に対していつもと同じ自信を持っている。この試合はベストの状態に戻る絶好の機会だ。明日は素晴らしい試合になるだろうし、チームは競争力を持つだろう」

サイドバック
バルベルデは非常によくやってくれたが、あれはサイドバックがいなかったことによる緊急事態だ。ルーカス・バスケスが復帰し、昨日の練習では良いコンディションを見せていた。今日再び練習を行うので、彼も選択肢のひとつとなる。それはレガネス戦ではなかった可能性だ」

順位
「待つ必要がある。グループリーグは例年と少し違っている。明日はビッグマッチになるだろう。勝ち点を獲得しなければいけないし、順位を上げるために今後の試合でできるだけ多くの勝点を獲る必要がある。すでに2敗しているのでトップ8に入れるかは分からないが、簡単にはいかないだろう」

アレクサンダー=アーノルド
「自分の選手ではないので、アレクサンダー=アーノルドについては話せない。エバートンにはいい思い出があるし、私はリバプールに常に敬意を払っている。素晴らしいサポーターのいるファンタスティックなクラブだが、私はまだエバートンファンだ」

交代の要求
「選手たちはとてもプロフェッショナルなので、怪我を冒してまでプレーしようとはしていない。代表から戻ってきた選手については数日前に検討した。我々は日曜日にプレーしたので、回復に1日余裕があったし、ビニシウスバルベルデ同様、私には良い状態に見えた。試合数が多すぎて選手が怪我をすることもあるし、そのことをみんな知っている」

期待
「明日は重要な試合だ。勝つたびに自信を得られるし、未来をより信じられる。リバプールはこの大会で絶好調だが、我々はここに戻ってきた。明日は強力なメンバーでいいプレーをしたい。シーズンが終わるのはずっと先なので、それについて話すことはできないが、いつものようにここにいられることを願っている」

11人の筋肉系の負傷者
「我々は前十字靭帯を負傷した選手を7人抱えているが、どうすればそれを回避できるのだろうか?そのことを考えるのは少し難しい。それはレアル・マドリードの問題ではなく一般的な問題だ。スペインもイングランドも怪我人が多いチームがたくさんある。それぞれのチームが異なるメソッドで対処しているが、怪我人に関しては変わらない。我々はそれに耐える必要がある。昨季のように怪我が自分たちをより良くしてくれるように努めるつもりだ。オサスナ戦でロドリゴルーカス・バスケスミリトンが負傷したことで、このチームのダイナミズムは少し変わった。それは偶然ではない」

違いを生み出すディテール
「違いはここ2試合、より堅固でコンパクトなプレーができたことだ。それが明日、そして今後の試合で鍵になるだろう」

アセンシオ
「個性のある成熟した選手だ。あまりナーバスになっているようには見えないし、常によく集中している。ここ2試合とてもいいパフォーマンスだった。明日もうまくやってくれると確信している」

エバートンの状況
「もちろん私はエバートンを追っている。エバートンについては明日の試合後に話すよ」