アンチェロッティ:「試合内容に相応しい勝利」

「我々が前半にやった悪い点、後半10人になってからやった良い点を説明するのは難しい」とレアル・マドリードの指揮官

アンチェロッティ:「試合内容に相応しい勝利」
ニュースAlberto Navarro

カルロ・アンチェロッティ監督がメスタージャの記者会見場でメディア対応、バレンシア戦勝利について振り返った。「チームは退場劇やPK失敗、ゴール取り消しといった逆境に発奮することができた。我々が前半にやった悪い点、後半10人になってからやった良い点を説明するのは難しい。獲得した勝ち点3は相応しいものだが、こういった2つの顔を見せることはできない。前半はほとんどバランスが無くてとても悪く、後半10人になってからとても良かった」。
「私はロッカールームで選手たちを祝福し、皆さんに今行ったことを彼らに伝えた。前半はとても悪く、後半はとても良かった。ゴールのあと我々はプレーを始め、後半は10人になりあらゆる逆境のなかすごく良かった。試合内容に相応しい勝利だった」。
ビニシウスJr.の退場
「退場の場面で私たちが考えているのは2選手に対しイエローカードが1枚ずつ、ビニシウスJr.にレッドだったということ。我々は訴えを起こすだろうが、それが認められるかどうかは分からない。我々が考えているのはレッドカードではないだろうということ。まずディミトリエフスキが接触し、そのあとビニシウスJr. が押した。2枚のイエローカードで十分でそこで終わっていた。彼が罠にハマったと言いたいのではない。ビニシウスJr.は苦しんだ。前半彼はよりサイドでプレーし自分の試合をしようと取り組んだ。時に上手く行き、そうでもない時もあった。願わくば次の試合でプレーできれば。なぜなら彼は我々にとって決定的な選手であり続けているから」。
PK失敗
「ディミトリエフスキの足はライン上になかったが、ボールに触っていないからキックのやり直しはすべきではない。審判はそれが妨げにならないと考えたので、やり直すよう指示しなかった。自分たちが3回PKを失敗したのは気になるし、誰が蹴るか決める責任が私にあると思う」。
ベリンガムへの賞賛
「彼は素晴らしい試合をした。PK失敗が彼にさらなるモチベーションを与え、最後の30分は彼だけが知っている形でプレーした。しっかり働き、前線でエムバペを助けた。決勝ゴールはそれまで彼がやったことのご褒美のようなもの」。
カマビンガの途中交代
メンディはしなければならない試合をし、ビニシウスJr.がサイドにいたのでカマビンガのようにな中央でプレーするタイプが必要だった。私の意見としてはメンディは良い試合をした」。