アンチェロッティ:「後半我々はより多くのものを得るのに相応しかった」
「PKのあと我々は持ち直し、試合に勝つのに非常に近いところまで行った」とイタリア人指揮官
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カルロ・アンチェロッティ監督がダービーのあとサンティアゴ・ベルナベウの記者会見場で報道対応した。指揮官は試合をこう振り返った。「審判について話をしたくない。我々は特に後半より多くのものを得るのに相応しかった。試合をコントロールし、何度も敵ゴールへ近づいた。後半と比べて少しゆっくりでアグレッシブさが少なかった前半でPKはチームに影響を与えた。しかし良い感覚でピッチへ出て行った。後半ビニシウスとロドリゴがより多くサイドでプレーして危険な状況を何度も作り出した」。
「VARがPKの笛を吹いた。審判はプレーに非常に近いところにいて起こったことをとても良く見ていた。アスレティック対ジローナの試合でよく似たPKがあったのを見た。それはサッカーを知っている人たちは理解できない」。
ダービーの分析
「私は論争を先取りしたくはない。試合は全てのダービーのように拮抗し、競っていた。引き分けとなったが我々には活気がある。なぜって後半チームは良い状態だったから」。
チームの責任感
「チームの責任感のレベルは良かった。全員が犠牲を払い、戦い、争い、難しい試合を盛り返した。アトレティコがリードしていた時彼らは守りながら自分達の試合をしカウンターを狙っていた。彼らはこの形が非常に危険だが我々は良い形でコントロールした。センターバックの2人は素晴らしい試合をした。我々はPKのあと持ち直し、試合の勝利にかなり近いところまで行っていた」。
ゴールを挙げたプレー
「アイディアとしては前半サイドからプレーするということだった。ブロックを下げ、ビニシウスがより中央へ入って敵守備陣の背後へパスを入れるという形。その後我々は辛抱強く試合を進めてサイドを起点にプレーした。ゴールを決めたプレーはロドリゴが敵エリアへパスを送りエムバペが入れた」。
結論
「我々がしたかったのはサイドアタッカーが外から攻めてピッチを幅広く使うということ。後半はそれが上手く行った。勝利にふさわしかったと考えていて、我々はそれに非常に近づいていたからチームは残念に思っている。我々は争いが激しいリーガでトップの座にい続けている。今週はとても激しいものだったが、火曜日まで我々は落ち着いている」。
セバージョス
「セバージョスはいつものようにとても良いプレーをした。彼はバルベルデと同じようにチームを助けた。同様にサイドバック、センターバックも非常に良かった。火曜の試合へ向けては今日プレーした選手たちがどれだけ回復するか見なければならない。今日プレーしなかった選手たちは火曜へ向けてのアドバンテージがある」。
プレーシステム
「この布陣は価値があるかもしれない。4人の2列構成でベリンガムがサイドに出て、かなり良い形になったから守備レベルが変わった。PKのあとの2、3回のカウンターを除けば2ラインは良い仕事をした。エムバペとビニシウスはチームにより近いところにいるという努力をした。選手の責任感という点で良い試合をした」。
ラ・リーガの競争
「それぞれに意見がある。最後まで争うリーガになるだろう。難点を抱えているとはいえ我々は満足している。試合の前にはカルバハル、アラバ、ミリトン、リュディガーがピッチへ向かう選手たちに挨拶している映像を見た。難しい点はあるが、我々はとても良い形でやっている」。