アンチェロッティ:「ビジャレアルに勝つため賢い試合をしなければならない」
「わずかの時間しかないことで普段のフレッシュさが無いから更なる努力をしなければならない」と指揮官

カルロ・アンチェロッティ監督がシウダ・レアル・マドリードの記者会見場でメディア対応、エスタディオ・デ・ラ・セラミカで行われるリーガ28節ビジャレアル戦(スペイン時間:土曜18時30分、日本時間:日曜2時30分)について話した。「我々はまだ疲労回復のプロセスにいる。前の試合から非常に少ない時間しか経過しておらず、全員が回復するところまで行っていない。明日はより良い状態になる。いつだって難しいチームを相手にするこの試合への準備のため考慮しなければならない点になる。勝つよう取り組むため我々は賢い試合をしなければならない」。
「更なる努力をしなければならない。必要な時間が無いからいつものフレッシュさを持つことができないが、質の高さや良い取り組みの姿勢、賢さを出さなければならない。勝つ方法は一つではない。賢い試合をしなければならない」。
わずかの休養で次の試合
「理解できないが、我々にはどうすることもできない。我々は試合をしなければならない。少なくとも72時間の疲労回復期間があるべきかもしれない。ただ試合カレンダーはこれで、願わくばいつかこの状況が変わればと思う」。
ビニシウスJr.の練習不参加
「彼はまだ疲れているからもう1日の休みを与えた。明日には出場可能で、我々を助けるために目一杯の状態にいるだろう。問題はなく、単に疲労があるということ」。
「ビニは我々にとって議論の余地の無い選手の1人。良い試合をする時もあれば悪い時もあるが、私が議論することはない。彼はこのクラブで非常に重要な選手であり、私が議論することはできない」。
アセンシオのスペイン代表招集
「みんなで喜んだ。彼にとってすごく良い報せ。ここに来てから彼がした仕事ぶりや真面目さにふさわしいもの。責任感を持ってとても良い形で物事をした。これが先に何度も続く招集メンバー入りの最初になればと思う」。
試合カレンダー
「1月から我々は3日ごとの試合のペースが止まっていない。今は3月半ばで私にとって多すぎる。試合のプレッシャーから回復するための時間が無いが、私にはどうすることもできない。これを止める唯一の方法は立ち止まることだが、私の好きなことだから止まりたくない。テレビ放映権やお金という重要度の低いことが重要視されている。そして最後になっているのが選手たちの疲労回復や怪我のリスク」。
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フリアン・アルバレスのPK
「我々にとって試合は終わっており、準々決勝進出に満足している。我々が注目しているのは次の試合。たくさんの試合がある時期が終わり、良い流れでリーグ中断を迎えるため良い形でこの時期を締めくくりたい」。
可能であればルールを変えたい?
「私はそのポジションにいないから何をすべきか分からない。ルールはルールで尊重しなければならない」。
シーズンの評価
「あらゆる苦境があるとはいえ、我々はリーガ、チャンピオンズリーグ、国王杯という3大会で戦い、争いながら3月にたどり着いた。それは最近3年では決して無かったしとても良いこと。好転の余地があるとはいえ、我々は良い形で物事をやっている」。
エンドリッキについて
「PKを蹴るために出場したのではない。ビニシウスが疲れていてフレッシュな選手を投入したかったから」。
モチベーション
「チャンピオンズリーグの準々決勝よりも明日の試合に選手のモチベーションをもたらさなければならない。そういった試合は何もしなくてもモチベーションがあるもの。明日はチームにより多くの後押しをしなければならない」。