アンチェロッティ:「頭を上げて学び、次の試合で戦うべき」

「いまは3大会が残っていて、我々はラ・リーガ、カップ戦決勝、クラブW杯に集中しなければならない」とレアル・マドリードの指揮官

アンチェロッティ:「頭を上げて学び、次の試合で戦うべき」
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アーセナル戦の終了後、カルロ・アンチェロッティ監督がサンティアゴ・ベルナベウの記者会見場に姿を見せた。監督はこう試合を振り返った。「チャンピオンズリーグの戦いを終えるのは残念で、そう考えるのは普通のこと。サッカーのもう一つの側面。何度も起こった幸せな部分があり、一方には悲しい部分もある。我々は幸せな部分を扱うのと同じように悲しい部分を扱わなければならない。いま我々にあるのは3大会で、ラ・リーガカップ戦の決勝とクラブW杯に集中しなければならない」。
「2試合でアーセナルは我々を上回っていた。我々は勝ち抜けのためにあらゆることをやった。勝ち抜けの流れを変えたかもしれないから、取り上げれたペナルティがあれば状況が変わったかもしれない。しかしアーセナルは良い守備をし、我々はスペースを見付けるのに苦労した。激しさのレベルで我々は良くなったが、それでも十分ではなかった」。
メンタリティ
「今日分析するのは正しいことように見えない。勝ち抜けの結果と、我々に与えるであろう攻撃を受け入れなければならない。我々は最近数年とても良い形でこの大会を戦っているから頭を高くしているべき。今年我々は耐え、苦しまなければならなかった。スポーツの世界では無敵のチームなんてないのだからそういうことが起こり得る。私は選手たちに対して明確だった。頭を高くして学び、次の試合を戦うべき」。
クラブW杯を指揮する?
「今その件について話すことはできない」。
チャンピオンズリーグでの最後の試合になる?
「分からない。クラブが変更を決めるということはあり得る。今年かもしれないし来年、私の契約が終わる時かもしれない。ここで終わる日が来れば私がすることができるのは一つだけ、それはこのクラブに感謝するということ。それは明日かもしれないし10年後、1年後かもしれないが、私がする唯一のことはクラブに感謝するということ。今年私の契約が終わるのか、次の年なのかは私にとってはどうでも良い」。
ラ・リーガとカップ戦決勝への準備
「誰かが唯一の責任者は私だと考えていたとしても、次の数日での私の考え方を変えることにはならない。ラ・リーガへ向けて争い続け、コパ・デル・レイを勝ち取るようやって行くため次の試合の準備をすることだけを考える」。
チームの取り組みの姿勢
「取り組みのレベルでチームは全力を尽くした。いつもそれができたわけではない。昨年と比べて組織的な取り組みが少し欠けていた」。
自分がこのチームにとって適当な監督だと考えたことがある?
「それを考えたことはない」。
チームのモチベーション
「もし我々が諦めモチベーションが無ければ、それは悲しい部分をうまく処理しないということになる。我々には戦わなければならない試合があり、それは重要なもの」。
セバージョス
セバージョスは100%の状態ではなかったからスタートからプレーしなかった」。
もしもう一回勝ち抜けを戦うとしたら何か変えていた?
「ノー」。