アンチェロッティ:「シーズン終盤が始まり、どの試合も決定的なものになり得る」
「チームの状態はかなり良く、戻って来た選手たちは回復のための時間が十分あった」と指揮官

アンチェロッティ監督がシウダー・レアル・マドリードの記者会見場に姿を見せ、サンティアゴ・ベルナベウで行われるレガネス戦(スペイン時間:土曜21時、日本時間:日曜5時)について話した。「チームの状態はかなり良い。戻って来た選手たちは回復のための時間が十分あった。明日からシーズン終盤が始まり、我々にはたくさんの試合があって、しっかりやって行かなければならない」と語った。
「我々は全ての大会で勝ち残っていて、それは責任を増すことになる。一つ一つの試合が我々が勝ち取りたいと願っているタイトルに向けて決定的なものになり得る」。
大会終盤
「ラ・リーガの勝負は決まっていない。バルセロナがリードしているが、我々はエル・クラシコを戦わなければならないし、たくさんの試合が残っている。可能な限り全てのことをやらなければならないし、それが始まるのが明日。残りは13試合で、17試合になることもあり得る。全ての大会で最後まで戦っていくということになるのだから願わくばそうなって欲しい」。
ビニシウスJr.はローテーション起用?
「どうなるか見て行く。彼は今日戻りしっかり練習した。良い状態にある。我々にはたくさんの試合がありローテーション起用する可能性があるが、ほぼ全ての選手がとても良い状態にある。君たちは明日スターティングメンバーを見ることになる」。
72時間以下の間隔での試合
「一つ追加しなければならないことがある。それは正当な理由がない時には我々は試合をしないということ。時に多くの理由から試合スケジュールを変えられないということは起こり得る。ビジャレアルでの試合は相手チームとテレビが同意していたのだから変更可能だった。唯一同意していなかったのがラ・リーガだった。彼らには正当な理由がなかった。変更可能でそれがなされないのなら我々は試合をしない」。
メディアの扱い
「私はこの業界にかなり慣れている。私が考えなければならないことがたくさんあり、このシーズン終盤に集中している。もうかなり近づいているから我々にとって重要。私の仕事は選手たちが自分たちの最高のパフォーマンスを出すために最善を尽くすよう集中すること。我々の目の前にはとても良いものがあり、それを見失いたくない」。
フリック監督の発言
「彼の不満は理解できる。全ての起用可能な選手たちがいない時に試合をするというのは変なこと。彼が言ったこと、レアル・マドリードはバルセロナではないということも共感する」。
チュアメニ
「彼にとっては私が他の選手たちへしたことが有効になる。チームの戦力はかなり完璧なもの。願わくば私がやりたいローテーションをするため早くセバージョスとメンディに戻って来て欲しい」。
負傷選手
「クルトワの程度は軽く、数日中に戻って来る。セバージョスとメンディはアーセナルとの第1戦で復帰するよう取り組んでいる」。
ブラジル代表に関する噂
「その件でロナウドと話をしたことは覚えていない。私の契約ははっきりしていて付け加えなければならないことはない。ブラジル代表チーム、選手たちやファンに深い愛情を持っているが、私はレアル・マドリードとの契約がある」。
ブラジル連盟はあなたに対してコンタクトを取った?
「ノー。単純にノー」。
メトロポリターノでの選手たちの勝利を喜ぶシーンに対しての調査
「我々は調査をするUEFAを信頼している。我々は全てが正当な形で選手たちが喜んだと考えている。何を言われるか待つことになるが、全てが良い形で決着すると信じている」。
テバス会長の発言について
「彼がレアル・マドリードに執着していることは分かっていたが、彼が監督になりたいというのは知らなかった。これまでに何度も言ってきたが、彼は自分のことに集中すべき。レアル・マドリードや監督に対する尊敬の気持ちが少し欠けている」。
裁判
「今日は議論のテーマがたくさんある。来週私は証言しなければならないが、それを討議するのはここではない。1回目の裁判で我々が勝訴したから検察側が控訴したもの。私は法律と正義を完全に信頼している。心配していない。もし私が不法行為をしたというなら不満だが、私には自信があり気持ちの高まりと共に証言する」。