クルトワ:「僕たちは3大会すべてで生きているので最後まで勝ち進みたい」

「セットプレーの守り方は分かっている。それは集中力と警戒心の問題だ」とGKは説明した

クルトワ:「僕たちは3大会すべてで生きているので最後まで勝ち進みたい」
ニュースMireia Jiménez写真:Pedro Castillo y Antonio Villalba (Londres)

クルトワがエミレーツ・スタジアムで行われるチャンピオンズリーグ準々決勝第1戦アーセナル戦(スペイン時間:火曜21時、日本時間:水曜4時)の前日、記者会見に出席した。レアル・マドリードのGKは次のように語った。「僕はいい状態だ。些細な問題があったが、それは日常的なものだった。もう何度も練習しているし問題ない。チャンピオンズリーグでは気持ちを切り変えなければいけないし、いい試合をして勝ちたい」

「セットプレーの守り方は分かっている。CKを与えないようにするつもりだ。それは集中力と警戒心の問題だ。もし完璧なボールが来れば、守るのはとても難しいので相手のクオリティにも左右される。準備してきたことがうまくいくことを願っている」

怪我
「シーズンの初めに内転筋を2度負傷した。ひとつは打撃の数によるもので、もうひとつはおそらく開始するのが早すぎたせいだと思う。その後、今まで些細なことで元気だった。リスクを冒さないために土曜日ではなく明日まで待つことにしたんだ」

アーセナルがチャンピオンズリーグで2年間ホームで負けていないこと
「それは知らなかった。でも大きく変わることはないと思う。それは僕たちがチャンピオンズリーグで15回優勝していると言っているようなもので、何も変わらないと思う。彼らはホームで強いが、リバプールがそうだったし、僕たちは彼らを2-5で破っている。彼らがいいプレーをしていることは分かっているし、試合に勝つために努力しなければならない。僕たちがここでプレーするのは久しぶりだ。非常にタフな試合になることは分かっている」

アプローチ
「いくつかのブロックでのゾーンで守るが、代表ではマンツーマンでやっている。GKとしては相手がニアポストとファーポストのどちらを狙ってくるかを見極めなければいけない。もしブロックで来るのが分かったら警戒し、それが気になる場合はファールを要求する必要がある。GKにとってそれを分析することは重要で、コーチやジョピスと一緒にやっている。明日はセットプレーで強くなるつもりだ。試合がブロックされた時、それは助けになることも、不利になることもある」

最後に試合に決めること
「僕たちはどの試合も最初の時間帯で決めようとしているが、試合は90分続く。多くの場合、僕たちは最終的に体力面で優れているし、フレッシュな選手が入ることで違いを生み出すことができる。常に最後の瞬間まで戦うことが重要だ。いつも60分で勝つことができればそれに越したことはないが、それは僕たちがわ故意にやっているわけではない。自然にそうなることもある」

デ・ブライネのマンチェスター・シティ退団について
「彼はベルギー代表とプレミアリーグ史上最高の選手の一人だ。シティで6回リーグ優勝している。僕たちは代表チームで多くの瞬間を共有してきた。彼が他へ行くと聞いてもそれほど驚かない。彼は素晴らしい選手だし、ワールドカップでベストの状態に達してほしい」

アーセナルをどう思うか?
「僕たちは彼らのことを大いにリスペクトしている。あのチームのファンである友人もたくさんいるし、彼らがとてもうまくやっていることも知っている。若いチームだけど、経験豊富な選手もいる。守備やプレス、カウンター、セットプレーに強い。彼らと対戦するのは難しいだろうし、彼らがタイトルを獲得するのは時間の問題だ。彼らがタイトルを獲得するのは時間の問題だ。僕たちが彼らにダメージを与え、勝てることを願っている。チェルシーで何度もここでプレーしたし、いい雰囲気になることを期待している」

明日は先発か?
「僕は100パーセントの状態だ。僕が先発かどうかは監督に聞いてみないと分からないけど、準備できていると感じているよ。大きな問題はなかった。ここ数日、ジムとピッチで練習してきた」

批判
「結果によって多くのものが導き出される。僕たちはバレンシア戦で悪いプレーではなかったけど、PKを外し、その直後に失点した。同点にして勝利を目指したが、相手GKに何度も好セーブされ、最後の最後で1-2にされてしまった。たとえ結果が伴っていなくても、内部ではうまくやっていると感じているし、そんなに悪い状態ではないと思う。僕たちは3大会とも生きているので最後まで勝ち進みたい」

この手の試合のモチベーション
「大きな変化はないと思う。チャンピオンズリーグなのでそれがより際立つかもしれないが、どの試合も真摯に臨んでいる。リーガで散歩しているわけではない。時にアドレナリンがより高くなり、100%ではなく110%の力を発揮することもある。ここではすべてのミスに対し、リーガよりも大きなペナルティが課せられる。おそらくそれが違いだろう。試合によってはモチベーションやアドレナリンが少し高まることもあるかもしれないが、僕たちは常にピッチで全力を尽くしている。それがこのユニフォーム、このクラブ、そしてサポーターが僕たちに求めていることだ」