ダビデ・アンチェロッティ:「この勝利は我々に水曜日へ向けて自信になる」
「簡単な試合にはならないってことは分かっていたし、試合で起こったことは我々にとってより厄介なものになった」と第2監督

ダビデ・アンチェロッティがエスタディオ・メンディソローサの記者会見場でアラベスに勝利したリーガ31節を振り返った。カルロ・アンチェロッティ監督の処分によりベンチでの指揮を担当した第2監督はこう話した。「勝利が我々に自信をもたらす。それはここで探していたもので、簡単にはいかないっていうのは分かっていた。試合で起こったことは我々にとってより厄介なものだったが、勝ったことが次の水曜日に起こって欲しいものへの自信を与える」。
「私はベンチにいることを楽しんだ。最初であればよくあることながら当初は少し神経質になっていたが、その後は本当に楽しかった」。
エムバペの退場
「試合が終わってから彼と話をしていない。彼は暴力的なタイプではなく謝っていたし、自分のミスに対する自覚がある。はっきりとしたレッドカードに相当するタックルで、その代償を払った。それまでに何度も受けたちょっとしたファールに対してそういう形で応えたのは間違いないが、そのリアクションは間違いだった。彼を正当化するつもりはないが、そういうことになるかもしれない」。
リーガを勝ち取ることの方が簡単?それともチャンピオンズリーグでの逆転?
「2つとも難しいが、我々は両方を成し遂げるようにやって行く。我々にはそれをするだけの自信とレベルの高さがある。チャンピオンズリーグでもラ・リーガも勝たなければならない。我々が抱えているレベルの高さだけでは十分ではなく、いくつかのことをうまくやらなければならない。我々がやろうとしていることについて誰もが確信を持っていて欲しい」。
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セバージョス
「彼は最近3、4日良い練習をして来ていて、問題なく起用可能な状態。彼の起用はドタバタしていた試合展開に少しの小休止を与えるためだった。彼は水曜日へ向けて完璧に準備ができている。彼は今季とても良い形でやって来ていて大いに我々を助けてくれるだろう。先発するかどうかは重要ではなく、チームの力になる」。
アセンシオを攻撃するチャント
「現在起こっていることは社会レベルで残念なもの。我々はチームとして戦わなければならず、このようなことが起きた時に対応しなければならないのは我々ではない。誰もがまたこのようなことが起こらないことを願っている。ピッチの中で選手と審判がコミュニケーションを取らなければならない。ピッチの中で決定する人物は審判で、必要であればプロトコルを適応しなければならないのは彼」。
ベンチでの手応え
「全てが自然に行われた。最初のことではない。それは2年前に私の父がコロナウイルスに感染し、奇しくも同じ監督との対戦だった。父は私に大きな自信を与えてくれた。一緒に働き始めた時から彼は私にそれを与えてくれている。私に何も言う必要はなかった。我々はコミュニケーションを取っているが、最後の数分で私に任せてくれた。今私がここにいるのは彼のおかげ」。