アンチェロッティ：「ラージョは我々に激しく戦うことを強いることになるし、しっかり準備しなければならない」

カルロ・アンチェロッティ監督がラージョ・バジェカーノ戦を前に報道対応、サンティアゴ・ベルナベウ・スタジアムで行われるリーガ27節（スペイン時間：日曜16時15分、日本時間：月曜0時15分）の見通しについて話した。「ラージョはとても良い戦いをしている。勇敢でしっかり働き、良く組織され、激しい。試合は非常に高い強度が求められ、我々は良い準備をしなければならない。我々はラ・リーガの争いを続けたいと思っていて、勝ち点の積み重ねは必要不可欠」。「我々の状態は良く、火曜から良い回復をする時間があった。良い試合になればと願っている」。

FWのレベル
「私は試合ごとの選手たちの個別評価をしない。ロドリゴが活躍することもあれば、ビニシウスJr.、ベリンガム、エムバペの時もある。私にとって重要なのはチーム全体が攻撃、守備レベルでしっかり働くこと。嫉妬はない。ロドリゴが活躍すればその他の選手たちは満足している。それが非常に重要」。

バルベルデとそのポジション
「起用可能な状態にある。ギリギリの状態でアトレティコ戦を迎えたが良い形でやり、その後良くなって来ている。プレーできるというのは明白。ポジションについては右サイドアタッカーとしてのプレーは好きではないということは承知している。彼がより好きなのはボランチ、攻撃的な中盤、そしてサイドバック。今もそうだが、将来的には最高の選手の1人になるだろう。彼のキャリアは中盤だと思う」。

フロレンティーノ・ペレス会長について
「彼を祝福した。彼にとって大事な一日。彼が望むのはチームが良い試合をすることで、私に何か特別な要求をするということはない。私がここに来た時に彼が求めたのは試合とタイトルを勝ち取るということ。我々は彼にちょっとしたプレゼントをすることができるが、願わくばシーズンの最後で彼に何かを贈ることができればと思う」。

ベティス戦
「私は落胆した。我々は良い時期を迎えていて、落ち込みがあるとは思っていなかった。幸いにも一時的なペースダウンだったと思う。アトレティコ戦では良い形でリアクションを起こした。要求度の高いシーズンで、常に100%の状態でいることはできない。その前のマンチェスター・シティ戦で我々には大きな消耗があった。願わくばその試合の前にあった良い流れを取り戻せればと思う」。

シーズン終盤
「消耗を考慮に入れながらも我々はすべての大会のすべての試合で争うための準備ができている。我々には5日の休みがあったが、ベティス戦の前に我々は木曜の早朝3時に戻って来た。フィジカル面、メンタル面でより多くの苦労があり考慮に入れるべき。我々は残り少ないところにいる。我々の状況は理想的なものではないが、我々はカップ戦決勝、リーガの首位、チャンピオンズリーグ準々決勝に近いところにいる」。

カマビンガについて
「彼は大きな怪我を2度負い、事実上3ヶ月半に渡って戦線を離れていたから今季ここまで継続性がない。今少しずつレベルが上がっている。最近の数試合では背中の痛みがあり彼の100%の状態では無かったが、チームの必要性から痛みに耐えながらプレーしてきた。シーズン終盤を前にベストな状態に戻ると確信している」。

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エムバペの状態は?
「アトレティコ戦では、3点を決めたシティ戦でしたようなことをしなかった。全体的なレベルとしてはとても良い形でやっていて、我々はとても満足している。常に最高レベルでいることはできないと考慮に入れなければならないが、非常に要求度が高いシーズンではごく普通のこと。質の高い選手たちは調子の上下動が大きく、それは遺伝のようなもの」。

選手の2つのタイプ
「誰かが誤解した。私が言ったのは走るか他との違いを見せるかということだった。選手の誰かが走らず違いを見せられないとすれば良くないこと。2つのことをする選手もいるが、走らないのなら違いを見せなければならない。バルベルデは完璧な形で両方をすることができる」。

ロドリゴの調子
「非常に良い形でやっていて、大いにチームを助けている。前線で全員がしっかりやっているからチームはより手堅くなっている」。

モドリッチ
「明日と水曜日でのプレーが可能。疲労回復の問題はない。彼の準備や練習の様子を見ているから驚くことはない。若手選手が見習うべき模範の1人」。

国際女性デー
「今日はすべての女性のための1日で、彼女たち、そして我々にとって重要な1日を喜んで祝福する。我々は日ごとにあなたたち女性に近いところにいる」。