バルベルデ:「素晴らしい夜にするために守備と攻撃で団結して取り組まなければならない」
「サイドバックでいいプレーができているので満足している」とウルグアイ人MFは説明した
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フェデ・バルベルデが、サンティアゴ・ベルナベウでレアル・マドリードとマンチェスター・シティが対戦するチャンピオンズリーグ・ラウンド16進出に向けたプレーオフ第2戦(スペイン時間:水曜21時、日本時間:木曜5時)の前日会見に出席した。「プレーオフを決める試合だ。明日勝つことがそれだけ重要かは分かっている。集中してハードワークしなければならない。僕にとってこのチームの一員であり続け、チームや個人の目標や試合を達成し続けられることは喜びだ。個人としては常にベストを尽くそうとしているが、重要なのはグループだよ。素晴らしい夜にして勝ち抜きを決めるために、守備と攻撃で強くなり、チームとして取り組まなければならない」
「今のところそのポジションでうまくやれることに満足している。カルバハルやルーカス・バスケスが負傷しているため、そこでプレーしなければならないことを分かっている。選手が欠けているので、そのポジションに対応する必要があった。そこでプレーできた時はよくやれていたと思う。ベストを尽くしてハードワークし、攻撃して守備をすることで、チームに貢献しようとしているよ。チームと監督のために準備はできている。もし将来、中盤でプレーできなくなったら、サイドバックでプレーするつもりだ。僕はそのポジションを楽しんでいる。満足しているし、学んでいるよ。僕はまだスタメンに入っているし、それが重要なことだ」
サイドバックの模範
「僕にはカルバハルとルーカス・バスケスという素晴らしいイメージの選手がいる。彼らはこのクラブの模範だよ。ここですべてを勝ち取り、歴史を作り、足跡を残してきた。レアル・マドリードのレジェンドだよ。僕は彼らを尊敬し、選手として、またキャプテンとして彼らから学ぼうとしている。彼らと一緒にいる間はできるだけ多くのことを学ぼうと思っている。また、どんなポジションでも自分のベストを尽くすように心がけている。そのことはアイディアを広げ、新しいことを学ぶのに役立つんだ」
審判の役割
「僕は常々、審判を裁くのは自分ではないと言ってきた。僕たちはみんな人間であり、間違いを犯すこともある。彼らはよく批判されるし、いいことをしても褒めらることはない。僕にできるのはチームのために起用できる状態にあるかどうかを心配することだけだ。自分たちのことを考え、勝つためにベストを尽くし、最も重要なのがこのクラブにタイトルをもたらすことを理解しなければいけない。それが最も素晴らしいことだ。このエンブレムを守り、ピッチで全力を尽くすため僕たちはここにいる」
選手の抗議
「選手に抗議するなと決して言うつもりはない。試合中、僕たちは血を熱くしてベストを尽くしている。そうする人もいればそうでない人もいる。僕が望むのは選手たちがピッチでベストを尽くすこと。ベリンガムにはこの前の試合のようなプレーをしてほしいといつも思っている。彼は常に勝ちたい、戦いたいと思っている強い個性を発揮している選手であり、今回はレッドカードをもらわざるを得なかった。でも僕は彼が全力を尽くしてくれていることが嬉しいし、彼をサポートし抱擁するつもりだ。僕たちはチームとして団結しなければならない」
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プレーオフ突破の可能性
「第1戦のプレーには満足している。僕らには自信や意欲、高いモチベーションがある。チームの仕事ぶりやチームメイトのモチベーション、練習の様子を見ているととても安心できる。チームが良い状態で、集中していることは分かっているし、全員ベストを尽くす準備ができている。FWは守備をして、DFはより守備をする準備ができている。それが僕に安心感と勝ち抜きに向けた自信を与えてくれる」
アルダ・ギュレルの状況
「スペクタクルな選手だと思っている。最近加入したばかりで、レアル・マドリードで将来有望だ。彼がレアル・マドリードで定位置を確保することは、僕たちにとって喜ばしいことだよ。彼はこのクラブのアイドルとなり、自分の足跡を残すためのすあらゆる資質を備えている。チームメイトとして彼に寄り添い、サポートしていくよ。レアル・マドリードで成功を収めた若い選手たちの多くは、レンタル移籍や控えを余儀なくされてきたが、それは選手にとってベストなことではない。でも、そのことは自分を成長させ、明日このクラブで大きなプレッシャーのかかる試合に臨まなければならなくなった時、準備できるようにしてくれる」
今対戦はこれまでと違った印象か?
「そう思う。少なくとも今のところ逆転する必要はないからね。重要なのは強く、集中して臨むことだ。すべてのマドリディスタにとって記憶に残る夜になるように努めなければならない。すべての中で最も美しいタイトルに近づくための新たな試合だ。僕たち選手とファンはお互いにサポートし合わなければならない。素晴らしい夜になることを願っている」
今のシティと支配力の強かったシティのどちらがより危険か?
「彼らは間違いなく違うチームだ。数年前はもっとゲームをコントロールしていたが、僕たちは自分の姿勢を変えた。レアル・マドリードはプレースタイルを変え、イングランドでいい試合ができた。そのおかげで僕たちはよりリラックスできている。それはまた、そこで一緒に仕事をしたスタメンの選手たちや、途中出場した選手たちの成熟によるものである。マンチェスター・シティの方を見なければならないが、自分たちのことも見なければならない。僕たちは多くの部分で改善されていることを誇りに思う必要がある」
キャプテンとしての気持ち
「このクラブの多くのレジェンドたちが腕に巻いてきたキャプテンマークを身につけることができて、本当に光栄に感じている。多くの人にとってのイメージになれるのはいいプレッシャーだよ。また、このロッカールームにはスターがたくさんいる。キャプテンになると違ったイメージが生まれ、それがチームへの敬意を生み出す。今でもキャプテンや日々アドバイスをくれる人たちから学び続けようとしているし、そのことは日々、自分を成長させてくれる」