リーガ首位チームがゴールラッシュでリード拡大

レアル・マドリードはリーガ優勝の目標を緩めることなく、サンティアゴ・ベルナベウで行われたジローナ戦で重要な勝利を成し遂げた。カタルーニャのチームとの勝ち点差を5に広げた首位チームは、前半の素晴らしいパフォーマンスで勝利をものにした。ビニシウスJr.が右足のスペクタクルなシュートで先制すると、その30分後にベリンガムがブラジル代表FWのアウトサイドのパスによるアシストを受けての正確なプレーで、ガッサニーガをドリブルでかわしてリードを広げた。そして後半、ベリンガムがリーガ得点王に立つ通算16点目を決め、ロドリゴがチームのゴールラッシュを締めくくった。

レアル・マドリードは集中力を大いに高めて臨み、わずか6分後に1-0にした。アタッキングサードでボールを受けたビニシウスJr.がパス出すフェイントをかけ、ペナルティエリア外からの見事な右足シュートを放つと、ガッサニーガは何もできなかった。その後、ジローナがボールをキープし、危険な場シーンを作り続けたが、首位チームはほとんど苦しまなかった。その後、30分が経過したところでベリンガムがペナルティエリア手前から左足でシュートを放つも枠外。これは相手に対するこのイングランド代表MF最初の警告となり、36分にレアル・マドリードが点差を広げた。ビニシウスJr.が右足のアウトサイドで見事なアシストにつながるパスを出した後、ガッサニーガとの1対1を迎えたベリンガムが最初のタッチでドリブルでかわし、2タッチ目で難なく得点を挙げた。

ベリンガムのドブレテ
ジローナはハーフタイム後、逆転する意欲を持って臨んだが、アンチェロッティ監督率いるチームは54分に追加点を奪う。ビニシウスJr.が再び左サイドで起点となり、美しい動きでヤン・コウトをかわしてシュート。これをガッサニーガが弾いた後、ベリンガムが悠々と押し込みドブレテを記録した。イングランド代表MFは3-0となるリーガ通算16点目を挙げて得点ランキングトップに立ったが、その1分後にスタンディング・オーベーションを受けながらブラヒムと交代した。

試合を締めくくったロドリゴ
首位チームは攻撃の手を緩めず、61分に4点目が生まれた。ビニシウスJr.がヤン・コウトからボールを奪い、その後の役割は全てロドリゴが務めた。このブラジル代表FWは全速力でボールを運び、ペナルティエリア内に足を踏み入れるとすぐに右足を振り抜き正確なシュートを決めた。これでリーガ最多得点および最少失点チームとなったマドリードは、アディショナルタイムにアルダ・ギュレルがヤン・コウトに倒されて獲得したPKをホセルがポストに当てなければ、その差を広げていた可能性があった。スペクタクルなゴールラッシュを記録し、すでにライプツィヒで行われるチャンピオンズリーグ・ラウンド16第１戦に気持ちを切り替えている。

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