ロンドンで敗北喫す

3 -0

Arsenal

終了

Real Madrid

レアル・マドリードはチャンピオンズリーグ準々決勝第1戦でアーセナルに敗れ、4月16日にベルナベウで次ラウンド進出を目指して争うことになった

ロンドンで敗北喫す
レビューAlberto Navarro写真:Pedro Castillo y Antonio Villalba (Londres)

アル・マドリードはエミレーツ・スタジアムでアーセナルに3-0で敗れ、4月16日(水)にサンティアゴ・ベルナベウチャンピオンズリーグ準決勝進出を懸けて戦うことになった。試合はエムバペのロングシュートでスタートしたが、ボールはラヤの手に収まった。アーセナルは13分に反撃するも、トーマス・パーティーがペナルティエリア手前から放ったシュートはクルトワに阻まれる。30分過ぎにマドリードが前半最大の決定機を得る。ベリンガムがDFの背後に正確なボールを送り、エムバペがやや斜めの位置でラヤとの1対1を迎えるが防がれた。そしてアディショナルタイム、クルトワがファインセーブを2度披露する。まずペナルティエリア内からのライスのヘディングシュートをセーブし、その弾いたボールからのマルティネッリのシュートも防いだ。

0-0でハーフタイムを迎え、後半開始後に再びエムバペがゴールを狙っていった。50分にペナルティエリア内でベリンガムと連携するも、シュートはサイドネットに飛んでいった。その8分後にアーセナルがライスのFKで先制する。ホームチームは1−0で勢いに乗り、その10分後に3度のチャンスで点差を広げるところだった。しかし、クルトワがマルティネッリのシュートをうまく防ぎ、アラバはメリーノのシュートをポスト下でクリア。そして再びクルトワがライスのシュートを好セーブした。

レアル・マドリードのGKは70分、ライスの強烈なFKに対して同じことができなかった。ライスの2発のFKがホームチームにアドバンテージをもたらせた。そして75分にメリーノがペナルティエリア手前から左足でシュートを決めて3-0にした。レアル・マドリードはそれ以降、最後まで点差を縮めようとしたが、うまくいかなかった。さらにアディショナルタイムにはカマビンガがイエローカード2枚で退場となった。