微妙な審判とVAR判定ののちバルセロナで敗戦
Espanyol
完了Real Madrid
レアル・マドリードは62分に後方からのエムバペへのタックルで退場すべきだったカルロス・ロメロのゴールによりエスパニョールに負けた。問題のシーンはムニス・ルイス主審もVARのイグレシアス・ビジャヌエバもレッドカードの判定をしなかった

レアル・マドリードはムニス・ルイス主審とVARのイグレシアス・ビジャヌエバの決定が大きく影響したRCDEスタジアムでのエスパニョール戦で敗れた。両者はいずれもカルロス・ロメロが後方からエムバペの左ひざを狙ったタックルに対しレッドカードの処分を下さなかった。問題のシーンは62分で、85分にそのカルロス・ロメロが挙げたゴールがホームチームに勝ち点3をもたらした。そのうえ前半にムニス・ルイス主審はビニシウスJrの得点をその前にエムバペがポル・ロサーノに対してファールがあったとして認めなかったが、エスパニョールの選手はマドリードのFWが敵エリア内へ入る時に首にしがみついていた。
我らのチームはキックオフから試合を支配したが、最初の15分でアンチェロッティ監督は違和感を訴えたリュディガーに替えてアセンシオを入れなければならなくなった。3分後最初の枠内シュート。ジョフレ・カレーラスがゴール正面からシュートしクルトワ が見事なセーブで防いだ。レアル・マドリードはすぐに反撃。22分ビニシウスJr.がボールを受けてエリア内へ侵入、中央へ仕掛けてシュートはゴールネットを揺らしたが、その前にエムバペのファールがあったとして認められなかった。このシーンの再生映像ではフランス代表選手がエリア内へ入って行く時にポル・ロサーノが首を掴んでおり、アタッカーはその後エスパニョールの選手を振り払うのがはっきり見て取れた。
エムバペのシュートはポスト
得点がないままハーフタイムを迎え、後半に入ってからアウェーチームがあわや先制というシーンが訪れる。51分にベリンガムがボールを受け、左足でのシュートはジョアン・ガルシアが素晴らしいセーブで止めたがこぼれ球はエムバペの元へ。そのシュートはポストに当たった。時間は経過し62分にこの試合最大の問題のシーンが起こる。エムバペが相手エリアへ向かうスプリントで抜け出そうとするところでボールへ追いつく可能性がなかったカルロス・ロメロがカウンターを阻む目的で後方からタックル、スパイクのポイントがフランス代表選手の左足ふくらはぎに当たった。ムニス・ルイス主審はイエローカードを提示、VAR室にいたイグレシアス・ビジャヌエバ審判員もこのシーンをレッドカードを提示するための再確認するよう連絡することはなかった。
ロドリゴのゴールもポスト
マドリードは引き続いてゴールを狙い、73分ビニシウスJr.がロングシュートを狙ったがわずかに枠をとらえなかった。3分後ロドリゴがボールを受けたあとカルロス・ロメロを交わして放ったシュートはポストを叩いた。我らのチームはエスパニョールを追い詰め、78分のエムバペのシュートはジョアン・ガルシアの好プレーでCKとなった。
アンチェロッティ監督のチームはここまでに得点するに相応しい動きを見せていたが、85分カウンターからカルロス・ロメロが1-0とした。20分前に退場処分になるべき選手が得点を決めた。そしてここから最後まで我らのチームは引き分けを狙って攻め続け、最後のシーンでのエムバペのボレーシュートはゴール上へ外れた。レアル・マドリードはバルセロナで敗れたが、リーガで首位の座を維持している。