マドリードが先勝、ベルナベウでカップ戦決勝進出を賭けた一戦へ

0 -1

Real Sociedad

完了

Real Madrid

エンドリッキが第1戦をモノにする得点をマーク、勝ち抜けは4月1日本拠地での再戦で決まる

マドリードが先勝、ベルナベウでカップ戦決勝進出を賭けた一戦へ
レビューAlberto Navarro写真:Helios de la Rubia

レアル・マドリードがレアレ・アレーナで勝利、国王杯決勝へ向けた道のりでリードを手にした。19分のエンドリッキが挙げた見事なゴールが準決勝第1戦の勝敗を決めた。後半ブラジル代表選手はドブレテ達成にあと一歩のところに迫ったが、シュートはゴールバーを叩いた。ファイナリストは来たる4月1日サンティアゴ・べルナベウで決まる。
試合は高いリズムで始まりレアル・ソシエダは敵陣で相手にプレッシャーを掛け、レアル・マドリードは連携を深めライン間の距離を縮めて対応した。ホームチームに付け入るスキをほとんど与えなかったが、4分久保がエリア近くでボールを奪いブライスとパス交換、右足でのシュートはルニンにブロックされた。我らのチームの反撃は強烈なものだった。19分自陣からベリンガムがスペクタクルなロングパスを供給、残りはエンドリッキが担当した。素晴らしいコントロールでボールを自分に有利なところへ落ち着けると左足アウトサイドキックで狙い澄ましたシュートを決めた。

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0-1となり試合は落ち着いたが、30分を前に両チームが一つずつ決定機を迎える。27分オヤサバルがエリア内からシュートしたがシュートは弱くルニンの手へ。そのすぐ後にアンチェロッティ監督のチームは点差を広げる好機を迎え、カウンターからビニシウスJr.のフィニッシュはレミロが好セービングで防いだ。そこからハーフタイムまでほとんど危険はシーンはなかったが、唯一の見どころはバレネチェアがエリア正面からシュート、これをルニンが横っ飛びで阻みCKへ逃れた。

エンドリッキのシュートがゴールバー直撃
レアル・マドリードは後半に入っても快適に試合を進めていたが、最初のチャンスは49分のホームチーム。バレネチェアが逆サイドへクロス、オヤサバルのヘディングシュートはルニンの体に当たった。とはいえアンチェロッティ監督のチームはホームチームのプレッシャーをいなし、2分後にエンドリッキがドブレテ達成に近づいた。ビニシウスJr.の左足での美しいパスを受けた同国人選手はパワフルなシュートを放ちこれがゴールバーを叩いた。

試合時間は経過して行き、レアレ・アレーナでは81分の0-2になりそうなシーンまでほとんど何も起こらなかった。ベリンガムがゴール正面からシュート、スベルディアがコースを変えたもののこの日動きに冴えを見せていたレミロが失点を許さなかった。イングランド代表選手のパワフルなロングシュートも本拠地チームの守護神が見事な対応を見せた。セバージョスが負傷しマドリードは最後の2分間1人少ない状況になったが試合はそのまま0-1で終了。決勝進出チームは4月1日サンティアゴ・べルナベウで決まる。