10人で逆転、メスタージャで首位に立つ
Valencia
完了Real Madrid
モドリッチとベリンガムのゴールが、ビニシウスJr.の退場により79分から1人少ない状況になっていたチームに勝利をもたらした
レアル・マドリードが集中豪雨により延期されていたメスタージャでのリーガ12節に勝利、リーグ戦で首位に立った。我らのチームは1-0とリードを許してハーブタイムを迎えたが、後半に厳しい状況を迎えながらも最後まで決して諦めないという姿勢を改めて示した。79分ビニシウスJr.の退場によって1人少なくなったがアンチェロッティ監督率いるチームは発奮、85分にモドリッチ、ロスタイムに入ってのベリンガムのゴールで逆転した。年始に勝利と首位の座をゲット。クリスマス休暇を経てあとの最初のゲームには見えなかった。前半は非常に高いリズムで進み、得点機が訪れ始めた。最初は5分にアンチェロッティ監督のチームが迎えた。ルーカス・バスケスが折り返しバルベルデのパワフルなシュートはディミトリエフスキが防いだ。ホームチームはすぐに反撃し、2度のチャンスはいずれもクルトワが好セーブで反応、最初は7分ウーゴ・ドゥーロ5分後にはフルキエが1対1の場面を迎えていた。
試合は休むことなく進み30分を迎える前にバレンシアが先制する。27分クルトワがエリア内からのハビ・ゲラのシュートをスペクタクルなセーブで止めたものの、こぼれ球をウーゴ・ドゥーロが押し込んだ。この得点シーンの前に我らのチームはロドリゴに対するファールがあったと主張しており議論を巻き起こすことになった。ここからハーフタイムまでアンチェロッティ監督のチームは引き分けを狙って攻撃の手を強め34分にチュアメニ、38分にバルベルデが共にロングシュートを放ち、さらにセバージョスの素晴らしいパスを受けたビニシウスJr.が敵守備ラインを抜け出した1対1となったが、ディミトリエフスキが再びチームを救った。
全員で前線へ
ハーフタイムのあと試合のリズムは落ちたがアンチェロッティ監督のチームの押し込みは続き、52分エムバペがエリア内でタレガに倒された。ベリンガムがPKを蹴ったがボールはポストを叩いた。60分には敵のゴールネットを揺らしたが、相手GKを交わして決めたエムバペがミリ単位のオフサイドで得点が認められなかった。試合は引き続き1-0だったが、我らのチームは守りを固める相手に対してチャンスを作り続けていた。67分リュディガーがクロス、ロドリゴがヘディングで合わせるも僅かにゴールの枠を外れた。
スペクタクルな逆転劇
我らのチームは少なくとも引き分けにふさわしかったが、78分もう一つの問題のシーンが訪れる。ピッチに倒れていたビニシウスJr.がディミトリエフスキに叩かれ、立ち上がる際にGKを押した。ソト・グラド主審はVARで問題の場面を確認したのちブラジル代表選手を退場させた。1人少ない状況で逆転しなければならなくなったチームは改めて闘争と根性の姿勢を披露する。同点劇は85分。ベリンガムがアシスト、前線へ攻め上がったモドリッチが1対1となったあと敵の守護神を破った。さらにロスタイムに入りベリンガム がギジャモンのミスに付け込み勝利、そしてリーガの新たな首位の座をもたらすゴールを決めた。