ダービーは引き分けで首位をキープ

1 -1

Real Madrid

完了

Atlético

アトレティコが前半VARで確認した後のPKを決めて先制したが、レアル・マドリードは後半にエムバペが同点とした

ダービーは引き分けで首位をキープ
レビューRodrigo Salamanca写真:Helios de la Rubia, Antonio Villalba, María Jiménez y David S. Bustamante

レアル・マドリードサンティアゴ・べルナベウであったアトレティコとのダービーを引き分け、ラ・リーガ首位の座を守った。アウェーチームは前半VARでプレーを見直したあとに与えられたPKをフリアン・アルバレスが決めて先制したが、 後半の立ち上がりにエムバペが1-1とした。我らのチームは数多くの勝ち越しのチャンスを迎えたが、ゴール前で動きに冴えを見せるオブラクに阻まれ、スコアは最後まで動かなかった。
マドリードは試合開始から相手エリアに迫るべく辛抱強くプレーを進めた。しかし最初にシュートしたのはアトレティコで、エリア外からのリノのシュートはゴールの枠を外れた(14分)。我らのチームはすぐに反撃、ロドリゴのロングシュートはゴールの上を外れた。18分ビニシウスJr.がゴール正面から左足でのシュートを放ったがゴールを捉えなかった。試合開始から30分を経たところでVARのデ・ブルゴス・ゴエコエチェア審判員がソト・グラド主審にエリア内でのリノに対するチュアメニのプレーを見直すよう連絡した。モニターでの確認のあと主審はPKを宣告、フリアン・アルバレスが0-1とした(34分)。
エムバペが同点に
ハーフタイムを経てマドリードは疾風のように攻め込み50分に1-1とする。ロドリゴが右サイドを突破、エンドラインからクロス供給しベリンガムがシュート、これはヒメーネスに跳ね返されたがこぼれ球はエムバペの元へ。右足で放ったシュートは左ポスト際へ決まり選手にとって今季23得点目となった。2分後さらにチャンスが。ビニシウスJr.が左サイドを突破、クロスにベリンガムが頭で合わせたがシュートはゴールバーを叩いた。この辺りがアンチェロッティ監督のチームの最も良い時間帯で同じようなプレーから再び2-1に近づく。セバージョスのクロスにベリンガムがヘディングで合わせたがオブラクが止めた。アウェーチームのGKは試合の主役となり71分にはまずロドリゴのシュートを止め、次のプレーでビニシウスJr.の左足シュートでも得点を許さなかった。
さらなるマドリードのチャンス
ダービーは非常に高いリズムで進み、両チームが勝利へ向けて戦った。しかしより良いチャンスを掴んだのはマドリード。82分ビニシウスJr.がドリブルで相手のマークを外しロドリゴへクロス、右足でのシュートはほんの僅かにゴールを逸れた。ロスタイムへ入る前にバルベルデエムバペへの高パスを送ったが、オブラクがその狙いを読み取りさらなる好プレーで対抗した。我らのチームは後半相手を大きく上回ったがダービーは1-1で終了し、我々はラ・リーガの首位を維持している。