リーガ首位チーム、エムバペの“ハットトリック”でリード拡大

リーガ首位のレアル・マドリードはバジャドリードで4連勝を飾り、2位アトレティコとの勝ち点差を4に広げた。アンチェロッティ監督率いるチームは30分にエムバペが再び高い攻撃力を発揮し、0-1でハーフタイムを迎えるという非常に真剣な試合運びを見せた。後半に入り、直近5試合連続得点を記録していたフランス人ストライカーはまたもや決定的な役割を果たして57分にリードを広げると、さらに後半アディショナルタイムにPKを決め、レアル・マドリードの選手として初のハットトリックを達成した。これにより我がチームは首位の座をさらに確固たるものにした。

バジャドリードは勢いよく試合を開始し、最初の決定機を2分に作るが、CKから放ったD.トーレスのヘディングシュートはクルトワにファインセーブされた。続く24分、シラのシュートに対しても好守を見せた。それ以降、ホセ・ソリージャのピッチにはレアル・マドリードしか存在しなかった。25分にリュディガーが強烈なロングシュートで警告すると、30分にエムバペがアンチェロッティ監督率いるチームがリードする。このプレーでは5選手が関与した。ロドリゴがプレーを開始し、セバージョスとバルベルデがそれを継続。そしてベリンガムとエムバペが相手を混乱させた。エムバペは美しいベリンガムのアシストによる壁パスから素晴らしいフィニッシュワークを披露した。

エムバペ：直近5試合で8得点
ハーフタイム後も試合展開は変わらず、マドリードは57分に速攻からリードを広げた。ロドリゴがボックス内にボールを運んでパスを出し、エムバペが右足インサイドで巧みにゴールを記録。0-2とリードされたバジャドリードはその差を縮めようと全力を尽くしたことで、アンチェロッティ監督率いるチームに広大なスペースを与えることになった。

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エムバペは66分にベリンガムとの新たな連携から3点目を奪うチャンスを得たが、ペナルティエリア内からのシュートはサイドネット。さらにアルダ・ギュレルの美しいパスからモドリッチが決定機を得るも、85分に放ったシュートはわずかに枠を捉えられなかった。そしてアディショナルタイム、ベリンガムに対するマリオ・マルティン（2枚目のイエローカードで退場）のファールで獲得したPKをエムバペが決め、レアル・マドリードの選手として初のハットトリックを記録した。快勝を収めたレアル・マドリードは首位の座をさらに確固たるものにした。