特集:9度目の世界王者

レアル・マドリードはルサイル・スタジアム(カタール)でエムバペ、ロドリゴ、ビニシウスJr.のゴールによりパチューカを破り、インターコンチネンタルカップを制した

特集:9度目の世界王者
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2024年12月18日、レアル・マドリードはクラブ史上9度目の世界王者に輝いた。我がチームは ルサイル・スタジアム(カタール)でパチューカを3-0で破り、インターコンチネンタルカップを制した。アンチェロッティ監督率いるチームは欧州王者としてこの大会に臨んだ一方、メキシコのチームは準々決勝でボタフォゴ、準決勝でアル・アハリを退けて決勝に進出してきた。

我がチームは37分にベリンガムビニシウスJr.も絡んだ素晴らしいプレーからエムバペのゴールで先制する。後半に入りロドリゴがペナルティエリア手前からゴラッソを決めて2-0ににした。そして終盤、84分にビニシウスJr.がPKから試合を決めた。

個人トロフィー
ビニシウスJr.インターコンチネンタルカップゴールデンボール、決勝のMVP、大会最優秀選手に選ばれ、個人トロフィーを総嘗めにした。パチューカ戦ではエムバペが記録した1-0のゴールをアシストし、3-0のPKを決めて違いを生み出した。この一方、決勝戦の素晴らしいパフォーマンスでシルバーボールを授与されたバルベルデは「このクラブとエンブレムのために勝ち続けることができて幸せだし誇りに思う」と新たなタイトル獲得後の心境を明かしていた。

フロレンティーノ・ペレス会長は決勝戦後、レアル・マドリードで65個目のタイトルを獲得した喜びを「これはただのタイトルではなく世界王者のタイトルであり、9度目の優勝だ。とても素晴らしいタイトルだし、優勝できたことにとても興奮している」と表現した。

歴史を作り続ける
アンチェロッティ監督モドリッチレアル・マドリードで記録を更新し続けている。インターコンチネンタルカップを制した後、イタリア人指揮官は15タイトルを獲得してクラブ史上最も成功した監督となり、「タイトルは我々に2025年も戦い続ける自信を与えてくれる」と語っていた。

一方、モドリッチはキャプテンとして2度目の優勝カップを掲げ、レアル・マドリードの選手として28個目のタイトルを獲得。彼ともう一人のキャプテンであるカルバハルはまた、キャリア6度目のクラブでの世界王者となった。

2024年に5タイトル獲得
世界王者となった4日後、選手たちはセビージャ戦前にサンティアゴ・ベルナベウの観衆に優勝トロフィーをお披露目した。これは5タイトル獲得で2024年を締めくくる成功を収めたことを意味する。