'36回目のリーガ優勝'特集

レアル・マドリードは大会の独占を続け、閉幕の4節前に優勝を決めた

 '36回目のリーガ優勝'特集
特集

2024年5月4日、レアル・マドリード通算36回目のリーガ優勝を果たした。我らのチームは閉幕の4節前にカディスを3-0で下して勝利、タイトル獲得を決めた。1週間後にチャンピオントロフィーを受け取りマドリード自治政府と市役所に優勝を報告、 シベーレス広場での祝賀行事でファンと喜んだ。お祝いのピークとなったのがアラベス戦を前にサンティアゴ・ベルナベウであった優勝カップのお披露目だった。

アンチェロッティ監督のチームは18節以降は順位表の最上位に定着、攻撃と守備の両面でスペクタクルな活躍を披露した。最少失点のチームで無失点試合の記録を更新、国内リーグで最多得点のチームでもあった。チームの最多得点選手の中にはマドリディスタとして最初の1年を素晴らしい形で過ごしたベリンガム、またこのタイトル制覇に欠かせない存在だったビニシウスJr.がいる。

今回のリーガ制覇は、我らのチームがクルトワ、ミリトン、アラバといったチーム内に大きな怪我を負った選手がいたにも関わらず点で大きなメリットがある。守護神はプレシーズンの練習で、ミリトンはリーガ開幕のアスレティック戦で、アラバは12月のビジャレアル戦でそれぞれ負傷した。

キーポイントの試合
今季あった2試合のクラシコなど、36回目のリーガ優勝までに注目する試合はいくつもあった。モンジュイックでマドリディスタはマドリディスタとして初のクラシコとなるベリンガムがドブレテを記録して逆転勝利1-2
後半戦でサンティアゴ・ベルナベウは再びの素晴らしい逆転劇で首位として後続との差を11ポイントとする勝利を挙げた3-2。そのほかにカギとなる勝利は、マドリードが何節も首位の座を争ったジローナ戦だった。アンチェロッティ監督のチームはモンティリビで0-3と相手を圧倒、ベルナベウではゴールラッシュを展開した4-0

ナチョ、モドリッチ、アンチェロッティが自身の伝説をより大きなものに
「僕らはとても安定し、競争力のあるチームであり続け、決して諦めなかった」とナチョは国内リーグ制覇のあと話した。「すごく苦労したからこのタイトルを楽しまなければならない」と付け加えたのはカルバハル。リーガ優勝のあと、ナチョとモドリッチは我らのクラブ史での最多タイトル獲得でマルセロとベンゼマに並んだ。さらにアンチェロッティ監督は12タイトルでレアル・マドリード史上で2番目となる指揮官となった。