フロレンティーノ ペレス

出身地
Madrid
生年
08/03/1947
フロレンティーノ・ペレス会長はレアル・マドリードを世界的な名声を取り戻した。会長としての2期で、サッカーのチャンピオンズリーグ優勝7回、バスケットボールの欧州制覇3回を含む、2つのセクションで計64タイトルを獲得。クラブの財政を健全化し、世界で最も裕福なクラブにして、すべてのレベルで抜本的な変革を行い、フォーブス誌に「世界で最も価値のあるスポーツクラブ」と評されるまでになった。
エンジニアであり企業家でもあるフロレンティーノ・ペレスは、2000年7月に選挙でロレンソ・サンスを破って会長職に就任。その手腕のおかげでフィーゴ、ジダン、ベッカム、ロナウドといったスター選手たちがチームに加わった。サッカーとバスケットボールのメンバーのクオリティの高さにより、最初の会長時代に計8タイトルを獲得している。
就任1期目ではさらに、“サンティアゴ・ベルナベウのディレクタープラン”というピッチの改良も特徴的だった。そしてUEFAの“エリート・スタジアム”にカテゴリーされ、2010年にチャンピオンズリーグ決勝を開催。2002年に在任中初のチャンピオンズリーグ優勝を果たした。また、2006年にはバルデベバスに、以前の総合練習場の10倍以上大きなシウダー・レアル・マドリードをオープンさせた。
2004年に過半数の支持を受けて再選し、2年後に自主的に辞任。2009年に復帰し、スポーツ面でクリスティアーノ・ロナウド、ベンゼマ、ベイル、モドリッチ、クロースといった選手たちを補強し、第2次政権をスタートさせた。主な獲得タイトルとして、5回のチャンピオンズリーグ(2014年、2016年、2017年、2018年、2022年)、5回のクラブワールドカップがある。これらの成功に加え、サッカーでリーガ5回、UEFAスーパカップ5回、国王杯3回、スペイン・スーパーカップで4回優勝。バスケットボールでもスペイン内外でトロフィーを手にし、ユーロリーグ3回、インターコンチネンタルカップ1回、リーガ7回、国王杯7回、スペイン・スーパーカップで9回タイトルを獲得している。
フロレンティーノ・ペレスは20年以上に渡ってクラブを率いており、シウダー・レアル・マドリードにトップチームや下部組織の宿泊施設を建設するなど、近代化を図っている。2019年にサンティアゴ・ベルナベウの改修工事が始まり、最高の快適性、安全性、最先端のテクノロジーを備えた前衛的なアイコンへと変貌を遂げている。
会長時代のタイトル
フットボール
- 7
UEFA杯
- 7
クラブワールドカップ
- 6
UEFAスーパーカップ
- 7
同盟
- 3
国王杯
- 7
スペインスーパーカップ
バスケットボール
- 3
ユーロバスケット
- 1
インターコンチネンタルカップ
- 8
リーガACB
- 7
国王杯
- 9
スペインスーパーカップ