- フルネームジネディーヌ ジダン
- 出身地
- 生年月日23/06/1972
一時代を築いた天才
出場試合数:227
通算得点数:49
フランス代表:93試合
まさしく天才。エレガントなプレーとテクニックによって世界サッカーに一時代を築いた。天性の才能に恵まれ、クラブでも代表チームでもありとあらゆる成功を実現。華麗なキャリアをレアル・マドリードで締めくくることを決め、そこで2002年にUEFAチャンピオンズリーグのタイトルを獲得した。
アルジェリア系フランス人としてマルセイユで育ち、まず地元のユースチームでプレーした後、カンヌへ。17歳で1部リーグデビューを果たした。1992年、クラブの2部降格後にジロンダン・ボルドーに加入。そこで頭角を現し、世界中から注目を集めるようになった。
ジダンは1996年、ジロンダン・ボルドーでUEFAカップ決勝を戦い、フランス代表で欧州選手権をプレーした後、ユベントスと契約した。1998年にバロンドールを獲得したトリノのクラブ時代は代表での多大な成功と一致した。ジダンはフランス代表を1998年ワールドカップ、2000年欧州選手権優勝へと導いた。それらの大勝利は彼をその当時の世界最高選手であることを確実なものとし、レアル・マドリードの興味を呼び起こしたのである。フロレンティーの・ペレス会長は2001年7月にジダンとの契約を完遂している。
「欧州チャンピオンズカップを手にしたいと思った。そしてレアル・マドリードで手にしたいと思った」。ジダンは入団会見でこう語った。その1年後、バイヤー・レバークーゼンとの決勝で勝負を決めるゴールを挙げ、コレクションで唯一欠けていたそのトロフィーを言葉通り獲得する。ロベルト・カルロスのクロスに合わせ、左足の鮮やかなボレーシュートを見事に決めた。まさにマジックだった。
“ジズー”は2006年のワールドカップ・ドイツ大会決勝を最後に現役を引退。最後の所属クラブとなったレアル・マドリードでは6つのタイトルを獲得した。サッカーの申し子であるフランス人は会長付顧問、トップチームのセカンドコーチ、カスティージャの監督を経て現在トップチームの監督に。2017年のThe Best最優秀監督賞を受賞した。2019年3月11日から2021年5月まで自身レアル・マドリード監督としての第2期を過ごした。
経歴
獲得タイトル(選手):
- 1 ヨーロッパカップ
- 1 インターコンチネンタルカップ
- 1 ヨーロッパスーパーカップ
- 1 リーガ
- 2 スペインスーパーカップ
- 1 W杯 withフランス代表
- 1 欧州選手権 withフランス代表
獲得タイトル(監督):
- 3 ヨーロッパカップ
- 2 クラブ・ワールドカップ
- 2 ヨーロッパスーパーカップ
- 2 リーガ
- スペイン・スーパーカップ2回